まずはPICマイコンのデータシートを取得しましょう。
データシートとは、その部品の仕様や使用方法が記述されたもので取説のようなものです。PICマイコンの場合、そのチップの仕様や各ポートなどチップ内部に搭載された周辺モジュールの使用方法、アセンブラ命令の使用説明などが記述されています。
PICに関して書籍が沢山売られています。ですが極論をすれば、データシートが読めさえすれば、これら書籍はいらないのかも知れません(本当?)。
データシートは、部品屋さんやマイクロチップテクノロジ社のHPから入手可能です。
・秋月電子通商<PIC16F877A-I/P>:「PIC16F877Aのデータシート(PDF)」(英語)。
・マイクロチップテクノロジー・ジャパン:「PIC16F877のデータシート(PDF)」(日本語)。
上記の資料は微妙に異なるマイコンの資料ですが、基本部分の説明は同じように読めるので、英語の練習込みで読んでみて下さい。他国の言葉は、業界など自分達がやってきた事と異なると、基本的な単語でも表現を変えながら読む必要があるし、日本語に直しても意味の判らない言葉になって意味不明となることが多々あります。日本語になっている資料を見ながら英語を見れば、理解は格段に早くなるかと思います。
※偉そうに言っていますが、私は高校時代、英語は赤点スレスレだったので、皆さんよりは読めないと思います。
部品屋さんで資料を探せなかったら、『マイクロチップテクノロジー・ジャパン(HP)』で、取得して下さい。英語版でもよければ、指定のマイコンの資料が見つかると思います。