PICマイコンを触ってみる(準備編:5/5)

マイコン

開発言語環境は、マイクロチップテクノロジー社より無料で提供されている統合開発環境「MPLAB IDE 」を使用します。

学習用マイコンボードは、マイクロチップテクノロジー社のマイコン(PIC16F877A-I/P)を使用します。秋月電子通商さんで300(円/1個)で購入できます。
近くに部品屋さんがあれば、そこで購入されても良いかと思います。何せ送料が必要なので、自転車で行ける距離なら少々高くても安く購入出来るのではないでしょうか?私は一回で複数買う(失敗を恐れて)ので、通常は通信販売を利用しています。

マイコン焼込み機器は、マイコンにプログラムを書き込むための機械です。これが無いと勉強というか開発が出来ませんで必ず用意する必要があります。自作も可能なようですが、知識の無いものがいきなり手を出しても苦労が多く、いつ動くのか判りません(自分の経験)。そこで、マイクロチップテクノロジー社のPICKIT2とか3を推薦します。2、3年前は、結構高かったのですが、最近は安くなってきています。昔は何も知らなかったので、マイコンに直接焼き込む為の機械が必要かと思っていたのですが、近頃のPICマイコンは、焼き込む為の回路(ICSP)をマイコンにしてやる事で、マイコンがオンボードの状態でプログラムを焼き込むことが出来るようです。

私の考えですが、ソフト屋はソフトだけ勉強すれば良いとは考えません。今や分業が当たり前な時代ですが、問題(バグ)があるたびにソフト屋とハード屋の間で「もめ事」が勃発します。もしハードウェアの問題だったとしても、初めに立場の弱いソフト屋が調査し、問題部分をハード屋さんに連絡し、対応をお願いすることになります。時間の無駄ですね。もしソフト屋がハードウェアのことを理解できていれば、このような無駄も少しは解消されます。自分達が制御するものの理解が、私は必要だと考えています。なので、少しずつ学習用のマイコンボードを作っていきます。工作用の道具は、必要な場面で説明していきます。私も持ってないものが沢山あると思いますので、その時は買い足しです。いっしょに失敗しながらでも、作っていきましょう!(きっと楽しい一時となるでしょう)

PICマイコンを触ってみる(MPLAB編:1/5)へ続く>

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